2022年1月某日
会社の食通のお姉様が友栄の鰻が美味しいと何度も仰るので行ってきました。
参考情報
・事前に鰻・肝の取り置きを予約して、当日順番待ちするシステムです。
・肝もお勧めです。取り置きお願いしましょう(1人前大き目の肝が三つ?)
・予約無しでも入れます。ただ、鰻がなくなると当日並んでも食べられないので、取り置き予約しましょう。
・1.5か月ぐらい前に電話したら普通に土日の予約が出来ました。
・鰻は超特大サイズの青うなぎを使用。普通の店の松サイズの1.2~1.5倍サイズありそう。
・残した分は持ち帰りOK。量食べない女性なら3人で2尾とかでいい気はします。
・青うなぎは脂が乗った大きな鰻です。個人的には白焼きよりうな重お勧め。シェアできる間柄ならうな重と白焼きをそれぞれ頼んでシェアお勧め。
・お店の駐車場が2か所あります。車で行きましょう。
・個室もあります。(追加でサービス料10%)
・テイクアウト弁当も実はあります。
松のうな重を頼めばで4-5,000円普通に取られる時代です。特大サイズで6,000円なら逆に安く感じます。しかし、青うなぎは普通のうなぎとは大きさも脂の乗り方違いすぎて、もはやまた別の種類の魚なのではと感じました。うな重と青うな重は別の食べ物と。。
さて、予約の要領についてです。
予約システムについて
・2か月前から来訪日の”うなぎ”と”肝”の取り置きの予約ができます。来訪日時を伝えるものの、当日順番待ちが必要です。
・電話をすると日時と取り置きをお願いしたい鰻の本数、肝の品数を聞かれます。
・当日到着後、鰻の調理法を「うな重」、「かば焼き」、「白焼き」から選択できます。
・肝は「たれ」、「わさび」から調理法を選択。
・席はカウンター/座席お座敷/個室(サービス料10%Up)のうち、希望する席を複数選択。
・待ち時間の目安(4-50分後など)を伝えられ、順番が来ると電話で呼び出してくれます。近くの鈴廣でかまぼこでも見てましょう。
・個室希望者は個室が空いてれば4-5分で入れます。サービス料10%払ってもいいならお勧め。
・その他の注文は当日席に着いてから。
渋滞も予想される街道沿いのお店。これが最善のシステムなんでしょうね。
友栄さんへ
友栄は小田原から箱根湯本へ上がって行く国道一号沿いにあります。箱根口IC(だったかな?)降りてすぐにあるので、実は東京からは近いです。
店と、箱根方面向かって右側手前に駐車場が2つあります。第二駐車場からは歩道橋でお店側に渡れます。混んでいるときは第二駐車場も埋まるそうなのでご注意を。
注意書きが色々。とりあえず消毒して店の中へ。
カウンターで予約名を告げます。
予約伝票を片手に取り置いた鰻の調理法の希望を聞かれます。白焼きとうな重一品づつ。肝はタレでお願いしました。席は1Fのカウンター・座敷、2Fの個室(ただしサービス料10%)があるけど希望はありますかと聞かれ、一番早い所でと答えました。個室でも良いと答えると店員さん何やら嬉しそうな様子です。個室希望者少ないのかな。。。?
4-50分待ちです、順番が来たら電話で呼びますと言われたのですが、お手洗いを借りて出てくると直ぐに名前を呼ばれました(!) 嬉しいサプライズ。個室OKにしておいてよかったー。
個室へ(特別室だそうで。。)
2Fに上がっていきます。
なんかおしゃれなテーブルが。。。扉には特別室と書いてありました。
おつまみも美味しいよと教わったのでお酒飲まないけどお摘みを物色。
「あわびのやわらかか煮二種」、「すっぽんのエンペラーの煮凝り」、「自然薯の山かけ」が今日のおすすめ一品料理とのこと。煮凝りと珍味三種を頼む。テーブルには醤油、ようじ、山椒、うなぎのたれが用意されています。
座って間もなく肝の到着。
う、うまそう。。。!!! \( º∀º )/
器も綺麗ですね。。3匹分の肝が入っています。卵を絡めていただきます。
おいしい。。!少し焦げ目のあるタレが最高です。
レバーの部分と、管の部分?があって、レバー部分は苦みも臭みもなし。管の部分が苦みをもっています。苦みが嫌な方はレバーの部分だけがいいけど、卵とタレと苦みのハーモニーも素晴らしいです。
続々と注文の品が届きます。
珍味三点。からすみ大根、うにの塩漬け、このわた(ナマコの腸)。完全にお酒のあてですね。。これは想像通りの味。
煮凝りが(鰻の後に)来ました。梅肉の酒粕あえ、味噌のたれで食べます。煮凝り美味しくてお勧めですね。鰻が来ちゃったのでゆっくり食べれなかったですが、美味しかったです。1,000円でだしてええんかな?
珍味の後間髪を入れずに鰻が来ます。
白焼き。で、でかい。。
白焼きには小さめの本わさびが丸々付きます。。! 奥の小皿が山椒味噌、柚子胡椒です。白焼きは本わさび醤油、柚子胡椒、山椒味噌のどれかで食べてくださいとのこと。
うな重。写真では伝わりにくいと思いますが、一番の特徴はうなぎの分厚さでしょうか。。鰻が大きい大きい。
セットに肝吸い、漬物がつきます。白焼きにはご飯。
まずは白焼きから
食べてみると友栄の鰻は凄くふんわりしていることが分かる。ふんわり美味しい。
関東の鰻は蒸してから鰻を焼くため、柔らかい触感になるのが特徴です。関西や九州は焼きメインで、香ばしさや肉厚感が出て、触感がより残ります。友栄の鰻は関東の中でも特にふわふわでした。今まで食べた中で一番フワフワしてる気がします。
明神下の神田川とかも白焼きはほろほろと崩れそうな柔らかさだったと思いますが、友栄のほうがふわふわ感が強いです。
普通の鰻の1.5倍~2倍の肉厚さがあるため、ふわふわ感が余計に感じられるのかな? それとも油分が多いためか中の水分が飛びにくいからフワフワ感じるのか? こってり脂を感じます。これは余り高温で焼きすぎず、脂を多く残してるんですかね。。。? これだけ柔らかい白焼きなら箸で持ったら崩れるような気がするのですが、身はしっかり箸で持てます。
ゆず胡椒、山椒味噌と食べ比べましたがわさび醤油が一番おいしかったです。鰻の脂が強いんですよね。かなりコッテリです。
食べ進めるとちょっと脂っこく感じてきます(そこがうな重の方がおすすめな理由です)。この日は凄い脂を摂取した気がしますが、胃が持たれたり気分が悪くなったりは全くなかったです。うなぎの脂って不思議ですね。。。
うな重。こっちのほうが好きかな?
白焼きはちょっと脂が強いなって感じましたが、うな重はこの脂の乗ったふんわりした鰻がすごく美味しいです。うな重の場合だと大きさも脂の乗り方もバランスが合うのかな?
うな重ってうなぎのサイズが小さいとご飯ばかりですが、これだけボリュームがあると鰻がすごい味わえるし、柔らかいお陰で大きいうなぎもご飯と一緒に味わいやすいです。
タレは意外とあっさり目。山椒がすごく香りが良いので、タレを少し追加して山椒をふりかけて食べるとふんわり爽やかな香りがします。
お会計とか
うな重、白焼き御膳、珍味三品、煮凝り、割きたてのきも。それにサービス料10%いれて17,000円程度。サービス料でちょっと高くなりました。。汗 でも、ゆっくり食べれて満足です。サービス料が無いと考えると、鰻の大きさを考えると値段設定も良心的です。混むのもうなずけます。。
青うなぎを食べたのは今回初めてでした。これはふつうの鰻とは違う魚なのでは? って思うぐらい脂の乗り方で、その違いにビックリです。そして、青うなぎの場合は白焼きも美味しいけど、やはりうな重が美味しいと感じたことも。肝は大降りになって格別の味を出しますね。
個人的には白焼きは程よく脂がのってる方が好きということが分かったのは新たな発見でした。まさかここまで脂がのった鰻がいるとは思わなかったです。。。笑
美味しい鰻をたっぷり食べてみたい方に是非お勧めしたい☆4.0です。
所在地: 〒250-0032 神奈川県小田原市風祭122
電話: 0465-23-1011
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