亀の井別荘 湯布院 広い離れの宿/湯布院御三家

2022年冬。大分は湯布院御三家の亀の井別荘へ。

参考情報

・部屋が広くて綺麗。広い部屋付き風呂がお好きな方にお勧め。

・ただし、冬はお部屋のお湯の出方に若干懸念あるようですね。。

館内結構広いです。足元に不安を感じる方は手前にある離れがお勧め。洋室は階段上る必要有ります。

・離れ or 洋室はお好みでどうぞ。料理はほぼ同様の様子。

・料理はまぁまぁ。料理自慢の旅館というよりは宿そのものが売り。

・離れの料理は部屋出し、本館洋室は宿泊者専用のレストランでいただきます。

・外部の人向けのレストラン(湯の岳庵)で食事するコース(楽天の満喫プラン等)は避けましょう。レストランが遠いうえに内容がググっと変わるそうです。。

・玉の湯、亀の井別荘、無量塔(むらた)の湯布院御三家の一つ。

露天付き離れに泊まりましたが、我が家のようにゆっくり寛げます。その名の通りまさに別荘ですね。関東近郊でこれだけ贅沢な造りの宿を用意すると幾らになるやら。

料理は美味しいですが、この値段帯ならも何か特別感が欲しい所といった感じでした。冬季の給湯に関する懸念は本文をご参照頂ければと。。

大分へ飛ぶ

湯布院は大分県にあります。別府等が特に温泉地帯としては有名で観光地としての開発も進んでいますが、湯布院は対照的に静かにゆっくりと過ごす隠れ宿といった感じでしょうか。

東京からは大分空港からレンタカーなどで行くのがよさそうです。大体1時間ぐらいです。

近くに金鱗湖という池サイズの湖があります。湯布院の観光地の見どころはどうやらこちらだけで、観光地としてはかなりこじんまりしています。箱根や熱海と比較してはだめですね 笑

亀の井別荘とその関連施設は金鱗湖にほぼ隣接する形で展開しています。駐車場に車を置いて中に入っていきます、門をくぐると、大きな建物が並んでいてどれが受付用の建物か一瞬迷います。敷地が広大ですね。。

こちらが本館ですね。入るとロビーラウンジがありました。

奥を覗くと奥に洋室用のレストラン螢火園があります。

ロビーラウンジで受付をします。お茶とあんこもち(?)を頂きます。

部屋に案内されます。

敷地が広い。。。!( ꒪□꒪) 少し歩いて本日のお部屋のニ番館へ。

うおおお部屋が広い!

居間、広縁、寝室、内風呂、露天風呂、内庭、お風呂の前に植生が植えられています。洗面所も広いし綺麗。イイデスネ!ヽ( ゚∀ ゚)ノ

アメニティ類。比較的控えめです。頼めば色々もらえそうではありますが。

館内冊子。館内図付き。

こちらは談話室。なんと本物の暖炉が使われています! コーヒーなどが飲めて、夜9時からは蓄音機でLPコードの鑑賞会(LPコード好きなおじ様の解説付き)があります。

大浴場。室内風呂+露店。詳細は亀の井のWEBページをご覧ください。。

夜12時頃に男女入れ替えられますが、中の作りは余り大きな差はないと思います。お洒落な作りですが、内風呂が若干寒いような。。笑

夜ご飯

さて夜ご飯です。

本日のお献立。

サプライズ重視とのことで献立の渡すタイミングをはじめに聞かれましたので、それでは食後にお願いしますと言って食後に頂きました。嬉しい姿勢ですね。

飲み物メニュー。お、Rococoあるやん!

和食だったため、結局に日本酒にしました(笑)鷹来屋です。

おおお、これはビックリするほどキレのある辛口。。。

一品目。車海老の蕪煮。かぶを摺り下ろしてあります。優しい味。

前菜。ヒラメのてまり寿司、菜花とかきの木茸の白和え、うど、フキノトウとレンコンの天ぷら、松風。

書いていて気づいたんですが、亀の井は全般的に鶏肉が美味しかった気がします。鶏肉の松風が美味しかった。

お造り。ぶりのハラミ、天然の鯛。

お魚のハラミというのは九州に来て初めて食べたのですが、シッカリしたちょっとコリっとした触感になりますね。まぁ、そういうもんだと思いながら食べる。

お鍋です。冠地鶏の小鍋。中には鶏肉、ゴボウ、三つ葉、水菜、ネギが入っています。

冠地鶏というのは大分のほうで食される鳥のようです。お手ごろな値段で美味しい鳥とのことですが、、、すごく美味しい。お野菜も美味しい。出汁も美味しい。

おおいた和牛の炭火焼。

豊後牛のうちグレードの高いものをおおいた和牛と呼んで最近ブランド化させ始めたそうです。柔らかい赤身が多い中心のお肉。。ほうれん草いるかなこれ。。?

太刀魚の幽庵焼き。付け合わせは赤大根と紅はるか。

脂が乗っている太刀魚。

ご飯に行く前に、希望者にはお蕎麦とかき揚げのセットがを出してるとのこと。

しかし、蕎麦がくっついて食べずらいしそんなに美味しくない。。汗 給仕のお姉さんは凄い頑張って走って調理場を往復してくれてるようですが、離れはやっぱり配膳に限界が出ちゃうよねと思いました。

おひつご飯(お替り自由)、なめこの味噌汁、大根と茗荷の漬物、塩からすみ。

塩からすみは明太子みたいなもんかな。

デザートはカボスゼリーとミニアイスコーヒーでフィニッシュです。

お鍋が一番おいしかったかな? メインをもう少し頑張ってほしい感じでした。

朝ごはん

朝ごはんです。和食・洋食選択型だったので洋食に。

パン、サラダ、オムレツにソーセージ、コーンスープ、ヨーグルト、カボスジュース。

夜ごはん後にあったトラブル

食後にお風呂入ろうとして部屋風呂のシャワー捻ってみたらお湯がでない。。(汗

この値段の旅館でしかも日本でそんなことあるのか!? いや流石にそんな事無いだろうと思い何回かジャグジ捻るも一滴も出てこない。。。汗

とりあえずフロントに電話。

直ぐにスーツ姿の男性が一人やってきて色々見てもらったところ、今日は気温が特に寒く、恐らく同時にお湯を使った為に湯量が足りなくなっているとの事。隣の部屋も駄目。

冬季の為かお風呂のお湯はちょろちょろ出しっぱなしなんですが、それを止めればシャワーが少し出てきますとのこと汗

なんか補填してくれのかなと思ったら、万策尽きたのか(多分他に余ってる部屋が無い)担当者の方が正座して頭を下げてきました。。。。( ;꒪□꒪) そんなほぼ土下座見たいなのされても。。。汗 申し訳無いとは思ってはいる様なので、夜も遅いし大欲場使いますと言って帰って頂きました。。。

感想

一泊二日平日で96,000円。

関東と値段を比較してはいけない気がしますが、お部屋の広さや手入れを考えればこんなもんでしょうか。ただ、この値段なら料理をもう少し頑張りたいのと、冬の離れでシャワー出なかった件は残念通り越してビックリなので何とかしてほしいです。。

シャワーの件は何も補填無いんかなと思ったら、翌日チェックアウトの際にお詫びのお土産頂きました。その際改めてシャワー出ないのよくあるのって聞いたら、具体的には返答はなかったんですが、時々ある様子でした。。。寒い時期は奥の方の部屋はお湯の出が悪くなるんでしょうね 汗 

家に帰って埋め合せに貰ったお土産の後で中身を見たら2000円程度の粗品。2-3000円の粗品で済ませられる認識だったら給湯施設の増強も無いでしょうね。。。うーん、大丈夫か亀の井別荘。。( ;・ω・)

お部屋は素晴らしいし、従業員の方も好感が持てる方ばかりですが、所々抜けている感じが否めない一泊でした。これから洗練されていくことに期待して宿☆3.9(食事3.5/客室5/接客4/スパ2/施設立地3.5)、夜ご飯☆3.6、朝食☆3.5ってところでしょうか。

亀の井別荘 – 由布院 金鱗湖畔 亀の井別荘 (kamenoi-bessou.jp)

所在地:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上2633−1

電話:0977-843-166